理學堂大書院

淡水にも「オックスフォード」と呼ばれる学校があるのを知っていますか？

馬偕博士は布教にとどまらず、積極的に信者を宣教人才として育てようとしました。初期には校舎もなく、子弟制度と野外での教育をおこない、最初の学生達を訓練するために、彼らを伴って各地の伝道に赴きました。1882年、馬偕博士は、故郷のカナダ・オックスフォード郡の牧師と信者からの寄付を利用して、理学堂大書院を建設し、英語での校名はこれに因んで「オックスフォード学堂」（Oxford College）と命名されました。当時、この学校では神学にとどまらず、天文、地理、生物などの近代的科目も教授され、台湾における新時代教育の先駆けと言うことができます。建築はやはり馬偕博士の設計によるもので、到るところに中華と西洋の融合したアイディアが見られ、趣向に富んでいます。もし歴史と文化に興味をお持ちならば、室内に多数展示されている貴重な収蔵品、馬偕博士の日記原本、馬偕博士の台湾行脚の古写真、馬偕博士ゆかりの品々や文書などをお見逃しなきように。古き時代の台湾の風土と人情をここで垣間見ることができます。

お問い合わせ：

所在地：真理街32号

電話：+886 (0) 2 2621 2121 分機 1061

オープン時間：

屋内：月曜日～日曜日10:00～16:00

屋外：学校の開放時間による